交通実証実験支援サービス Transit Trial|乗降記録・路線と車両位置のGoogleマップ公開・集計分析

交通実証実験支援サービス

Transit Trial

TRANSIT TRIAL SUPPORT

運行中の「いま」と、乗降の「結果」を、ひとつの地図に。

路線・停留所・車両位置・利用人数をGoogleマップ上で公開。乗降入力から情報提供、集計・検証までをひとつに。実証運行に必要な「記録」「公開」「検証」を一体化した支援サービスです。

記録する。知らせる。検証する。走らせて終わらせず、次の交通施策につながる実証実験へ。

PROBLEM

運行できたことと、実証できたことは違います。

車両を走らせ、利用者数を数えるだけでは、継続・改善の判断材料として十分ではありません。

!

紙の乗降表では、時刻や場所の記録に手間がかかる

!

運転しながら複雑な入力はできない

!

停留所名の記入揺れや記録漏れが発生する

!

便別・時間帯別・停留所別の集計に時間がかかる

!

自由乗降区間では、乗降場所を正確に残しにくい

!

利用者から「バスはいまどこか」という問い合わせを受ける

!

混雑状況や現在の利用人数を事前に知らせられない

!

報告書用のデータ整理が大きな負担になり、改善策に結びつかない

CONCEPT

記録・情報公開・検証を、ひとつのサービスで。

ドライバーは、乗降時にタブレットの「乗車」「降車」ボタンで人数を入力します。システムは入力時点の日時・GPS位置・運行便・車両などの情報を一緒に記録。登録済みの停留所は、指定した半径内のGPS情報を該当停留所として判定し、停留所以外で乗降できる運行では緯度・経度をもとに乗降地点を残します。

さらに、Googleマップ上に路線と停留所を表示し、走行中の車両から送られるGPS情報をもとに現在位置を利用者向けホームページで公開。入力された現在の車内人数も公開でき、利用者は接近状況と利用状況を確認してから乗車できます。運営者は、記録を便別・時間帯別・停留所別・乗車/降車別に確認できます。

人数はドライバーが入力し、位置・時刻を自動記録する仕組みです(自動乗降計測ではありません)。基本構成では乗客個人を追跡せず、人数・地点・時刻を記録します。タブレットは車両が安全に停止した状態で操作します。
HOW IT WORKS

サービスの仕組み

01

路線・停留所・実証条件を登録

実証期間・路線・車両・便・停留所・判定半径などを設定し、Googleマップ上に路線と停留所を表示します。

02

運行を開始

ドライバーがタブレットで対象の便を選び、記録を開始します。

03

乗車・降車人数を入力

車両が安全に停止した状態で、乗車・降車ボタンを操作して人数を入力します。

04

位置・時刻・便を自動記録

入力した人数に、その時点のGPS位置・日時・便・車両などをひも付けます。

05

停留所を判定

登録した停留所の設定範囲内であれば停留所名を判定。範囲外は任意地点として記録します。

06

利用者向けページに公開

走行中の車両位置・路線・停留所・現在の利用人数を、Googleマップ上に表示します。

07

集計・検証

便別・停留所別・時間帯別などで乗降実績を確認し、実証結果の検証や報告に活用します。

8 POINTS

8つの訴求ポイント

POINT 01

ドライバーが迷わない乗降入力

複雑な調査票ではなく、短時間で確実に入力できる操作。乗車・降車と人数を分かりやすく配置し、運行業務への負担を抑えます。

POINT 02

GPSで乗降地点を記録

人数だけでなく、入力時点の位置情報と時刻を同時に保存。停留所以外で乗降するデマンド交通やタクシー型の実証にも活用できます。

POINT 03

停留所をジオフェンスで判定

停留所ごとに判定範囲を設定し、範囲内の記録を停留所名にひも付け。停留所名入力を減らし、表記揺れや選択ミスを抑えます。

POINT 04

便・時間帯・停留所別に利用実態を把握

どの便が使われたか、どの停留所からの乗車が多いか、どの時間帯にどこで降りたか——運行改善に必要な切り口で確認できます。

POINT 05

Googleマップに路線・停留所を表示

実証路線と停留所を地図上に表示。紙の案内では伝わりにくい運行範囲を、利用者がスマホやパソコンから確認できます。

POINT 06

走行中の車両位置を公開

車載端末のGPS情報をもとに現在位置を利用者向けページに表示。「バスはいまどこか」「近づいているか」を地図で確認できます。

POINT 07

現在の利用人数を公開

入力した乗降人数から算出した現在の車内人数を表示でき、利用者が乗車判断を行うための情報として活用できます。

POINT 08

定時定路線にも、自由乗降にも

停留所型のコミュニティバスだけでなく、グリスロ、デマンド交通、乗合タクシーなど、任意地点で乗降する実証にも対応します。

SERVICE SET

サービスセットの構成

ドライバー用タブレットアプリ

  • 運行開始・終了、路線・便選択
  • 乗車・降車人数の入力
  • GPS・日時の記録
  • 現在の車内人数の確認・訂正

停留所・運行設定

  • 停留所名称・位置の登録
  • 停留所ごとの判定半径
  • 路線・便・車両の登録
  • 実証期間・自由乗降地点

Googleマップ路線・運行表示

  • 実証路線・停留所の表示
  • 走行中車両の現在位置
  • 車両アイコン・運行方向
  • スマホ・PCでの閲覧

利用者向け公開ホームページ

  • 運行中の車両・現在位置
  • 路線・停留所案内
  • 現在の車内人数
  • 運行状況・お知らせ

管理・確認画面

  • 日別・便別の乗降実績
  • 停留所別・時間帯別の利用
  • 地図上での乗降地点確認
  • 車内人数の推移・訂正

集計・データ納品

  • 便別・停留所別・時間帯別集計
  • 乗車/降車別集計
  • 乗降地点データ
  • 実証報告用の基礎データ
Googleマップの表示にはGoogle Maps Platformを利用します。表示方法・利用料金・利用条件は、Googleの規約および導入構成に基づいて設計します。
PUBLIC MAP

「バスはいまどこ?」に、地図で答える。

実証運行は、地域の利用者に知ってもらい、実際に乗ってもらうことで初めて検証できます。Googleマップ上に実証路線と停留所を表示し、走行中の車両から送信されるGPS情報をもとに現在位置を公開。利用者は専用アプリをインストールせず、公開ページから運行情報を確認できます。現在の車内人数も表示できるため、車両が近づいているか、いま何人利用しているかを確認して乗車を判断できます。

利用者向けページに表示する車両位置は、車載端末から送信された最新のGPS情報です。通信環境・測位状況・更新間隔により、実際の位置と表示に時間差が生じる場合があります。公開する人数は氏名や履歴ではなく集計値です。
DATA

記録・表示・集計できる情報

分類主な記録・集計項目
運行情報実証日、路線、便、車両、運行開始・終了
乗降情報乗車人数、降車人数、乗降後の車内人数
時刻情報入力日時、時間帯、便ごとの経過
位置情報緯度・経度、停留所名、任意乗降地点
停留所情報停留所別の乗車数・降車数、利用時間帯
便別情報便ごとの総乗車数・総降車数、最大車内人数
地点分析乗降が多い地点、停留所以外の乗降地点
地図・公開路線・停留所・走行中の車両位置、現在の車内人数、運行案内
USE CASES

想定する実証ケース

グリーンスローモビリティ

住宅地・商店街・観光地などを低速で走る地域交通の利用地点・時間帯・乗降人数を把握。

コミュニティバス

停留所別・便別の利用実績を記録し、ルート・ダイヤ・停留所配置の検証に活用。

デマンド交通

予約に応じて運行する車両の、実際の乗車・降車地点と利用人数を確認。

乗合タクシー

停留所型・区域運行型の双方で、乗降地点と時刻、人数を記録。

観光周遊交通

観光施設・駅・宿泊施設間を移動する利用者の乗降傾向を把握。

買い物・通院支援

商業施設・医療機関・公共施設と住宅地を結ぶ交通の需要と利用時間帯を確認。

イベント・期間限定シャトル

臨時駐車場・駅・会場を結ぶ輸送のピーク時間と乗降場所を把握。

新規路線・EV/自動運転実証

本格導入前の需要測定や、新技術車両の実利用状況の記録・評価に。

FOR

対象となるお客様

地方自治体・交通政策部門地域公共交通会議・協議会バス会社・タクシー会社グリスロ運営事業者鉄道・地域交通事業者観光協会・DMOまちづくり会社商業・医療・福祉施設大学・研究機関交通コンサルタント実証を受託するシステム・企画会社
BENEFITS

導入効果

地域の利用者

  • 路線と停留所を地図で確認
  • 走行中の車両位置を確認
  • 現在の利用人数を乗車判断に活用
  • 初めての実証でも情報を得やすい

ドライバー・運行事業者

  • 紙への時刻・場所記入を削減
  • シンプルな操作で人数を記録
  • 運行後の報告・転記を軽減
  • 位置に関する問い合わせを軽減

実証・自治体・報告担当

  • データの回収・統合を効率化
  • 便・停留所・時間帯別の結果を確認
  • 利用実態を客観的に説明
  • 本格運行・継続・見直しの判断材料に
STEPS

導入の流れ

01

実証計画のヒアリング

対象地域・車両・路線・停留所・運行日・便数・調査項目・報告方法を確認します。

02

計測設計

停留所の位置と判定半径、自由乗降の扱い、入力方法、公開する運行情報、集計単位を設計します。

03

環境設定・操作確認

運行情報を登録し、地図表示・公開ページ・タブレットを設定。操作説明とテスト運行を行います。

04

実証運行

ドライバーが便を選択し、安全に停車した状態で乗降人数を入力。車両位置と運行情報を公開ページへ反映します。

05

データ確認

記録状況・GPS位置・停留所判定・公開表示、入力漏れや異常値を確認します。

06

集計・納品

実証目的に合わせた単位でデータを整理し、検証・報告に利用できる形で提供します。

安全性とデータ品質の考え方

安全な操作:タブレットは車両が安全に停止した状態で操作します。画面は入力回数を抑え、短時間で操作できる設計とします。

GPSの誤差・時間差:建物・地形・天候・端末状態によりGPS位置には誤差が生じます。停留所判定半径は現地環境に合わせて設定。利用者向けの車両位置表示は、通信・測位・更新間隔により実際の位置と時間差が生じる場合があります。

人数は入力・位置は自動記録:GPSは地点と時刻を記録するもので、人数はドライバーが入力します。入力ルールと操作教育で正確性を高めます。

個人を特定しない:基本構成では人数・地点・時刻を記録し、乗客の氏名や個人情報を収集しません。公開ページに表示するのは氏名や履歴ではなく現在の車内人数などの集計値です。

FAQ

よくあるご質問

Googleマップ上には何を表示できますか?

実証運行の路線・停留所・走行中の車両位置を表示できます。利用者はスマホやパソコンから公開ページを閲覧できます。

バスの位置はリアルタイムで確認できますか?

車載端末から送信される最新のGPS情報を地図上に表示します。通信環境や更新間隔により、実際の位置と表示に時間差が生じる場合があります。

現在乗っている人数も公開できますか?

はい。ドライバーが入力した乗車・降車人数から算出した現在の車内人数を表示できます。公開項目は実証ごとに設定します。

停留所以外での乗降も記録できますか?

はい。GPSの緯度・経度と時刻を記録し、任意の乗降地点として確認できます。自由乗降区間やデマンド交通にも活用できます。

乗車した人と降車した人を個人単位で追跡しますか?

基本構成では個人を追跡せず、地点ごとの乗車人数・降車人数と車内人数の推移を記録します。

バス以外でも利用できますか?

グリスロ、コミュニティバス、乗合タクシー、デマンド交通、施設送迎、イベントシャトルなどに利用できます。

集計結果はどのような形で受け取れますか?

便別・停留所別・時間帯別・乗降地点別など、実証目的に合わせた集計を想定しています。具体的な形式はサービス仕様で確定します。

走らせて終わらない。次の交通施策につながる実証実験へ。

乗降記録にGPS・時刻・便・停留所をひも付け、利用実態を検証できるデータへ。同じ情報で路線・停留所・車両位置を地図に公開します。
グリスロ・バス・タクシーなど、条件に合わせてご提案します。